日々の戯言


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11月24日(日) MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.14 [この記事]

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.14 を公開しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。更新内容は次の通りです。

マクロブロックの動き補償タイプが DUAL PRIME と認識する場合で MV の範囲チェックに漏れがあり、不正アクセス例外を発生させることがあったので修正を行いました。

今回 tokohito さんからのサンプル提供によってこの問題を認識することができました。情報提供ありがとうございます。


2月26日(火) MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.13 [この記事]

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.13 を公開しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。更新内容は次の通りです。

最初の項目について。前回、ver. 0.7.12 で追加した破損データ対処で誤爆する場合があり、短い GOP で正常な I ピクチャを破損していると判定してデコードを省略し、デコード結果が崩れるケースがありました。

はみゅ さま より問題の発生する箇所を含むサンプルを提供いただけたため、問題を認識して修正することができました。サンプル提供に深く感謝します。

二つ目の項目について。2007 年に発行された ITU-T H.262(2000) Amd2 で ITU-R BT.709 の色空間変換係数が最新のものに変更されていたのですが、それに気付かずにこれまでは古い係数から算出したものを利用していました。

今回、Tac さま からの連絡で更新を知ることができたので、利用する係数を最新版から算出したものに差し替え、readme の記述も更新しました。連絡に感謝します。

三つ目の項目について。mme.exe にも -g -q オプションがあり、GOP List を作成するだけならこちらを使うこともできるのですが、GOP List を作るだけなのに mme.exe のウィンドウ&進捗ダイアログが表示されてフォーカスを奪うことがあるのはウザいとの意見があり、納得できる内容だったので単体の CUI アプリを追加することにしました。GOP List 作成だけであれば mme.exe よりも make_gl.exe の方が BAT ファイル等からも扱いやすいかと思います。


2月6日(水) MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.12 [この記事]

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.12 を公開しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。更新内容は次の通りです。

こうしたデータが供給された場合に、ver. 0.7.11 以前では不正アクセス例外を出してプログラム毎落ちたり、問題発生箇所以降でフィールドがズレた状態で画像がデコードされ、復帰しなくなったりしていましたが、今回の ver. 0.7.12 からは「落ちない」「異常データは無視して早期に正常デコードに復帰させる」ようにしました。

今回、佐々木さまからピンポイントで問題が発生するサンプルを提供いただけたため問題を修正することができました。ここに記録して感謝を表明します。


2月1日(金) インデックス投資あれこれ [1] - 平均回帰効果の有無 [この記事]

ひさしぶりの更新がこれかーと思いつつ、ある程度まとまった分量の文章と画像をつける必要があるネタだったのでこちらに掲載。インデックス長期投資で平均回帰効果は確認できるかについて。

そもそも何故これを書いているかというと、5ch 投資一般板の NISA/つみたてNISA スレ 23 [URI] で、長期のモンテカルロシミュレーションってどこまで信用できるのかという話題が繰り広げられていたため。興味が湧いていくつか実験してみた結果をまとめておきたくなったから。(当該スレの 107 とかを書きこんだのは私)

結論を先に書いておくと、インデックス長期投資での平均回帰効果は MSCI KOKUSAI (先進国除く日本) の場合確かに存在が確認できて、長期のバイ&ホールドは短期の取引と比較するとリスクは低下する。以下で確認方法とかを書いていく。

◇◆◇

やったこと。

結果。

投資期間別リターン分布

乱数系がモンテカルロシミュレーションで求めた値で、現実系が実データから求めた値。平均と上位16%・下位16%のラインで分布範囲のイメージを示してる。

両方とも、5年目 (投資期間 60ヶ月) 程度まではそこそこ一致してるのだけど、その先は現実系の分布が平均に寄っていって、モンテカルロシミュレーションから乖離を始める。

10年以上の長期だとその影響は顕著で、ほぼ別の分布と評価すべきような様相を示してる。乱数系だと投資期間を延ばすほど分布が広がっていくけれど、実データでは、サンプルが少ないために暴れている影響を無視すると、平均リターンの推移をほぼ上下に並行移動させただけのような線になる。

◇◆◇

ここからは考察。これがいわゆる「長期投資での平均回帰効果によるリスクの減少」に相当してるのかなーと評価してる。

5年以内の短期〜中期投資だと、投資家の熱狂や恐怖によって株価は本来の価値から逸脱することがあるけれども、投資家が正気に戻るだけの十分な期間を置けば本来価値に再評価されていくので、期待リターンに準じた値動きへと収束していくという仕組みなのかと考えている。

短期のリターンとリスク(標準偏差)を使ってモンテカルロシミュレーションで長期間の株価変動を予測しようとしても、モデルに織り込まれていない平均回帰効果の分だけズレた結果になってしまう。10年超の予想をする場合モンテカルロシミュレーションを使うぐらいならば、平均リターンの単純複利にある程度の幅を付与してやるだけの方がまだ現実に即した結果になるのだろう。

懸念点として、実データは 45 年分しか使っていないため投資期間 20 年の場合重複した期間の存在しないサンプルは 2 つしか取れてない。この辺の影響で標準偏差が小さくなってしまっていないかという辺りの分析も必要だろうと思うけれども、そこまで考える元気がなかったのでこの程度で検討終了する。

今回の遊びに使ったアレコレは [ ここ ] に置いてるので興味のある人はそれぞれで検証してみて欲しい。


1月20日(日) MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.11 [この記事]

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.11 を公開しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。更新内容は次の通りです。

モリケン (twitter id : @tokohito_priv) さんからのバグレポートおよびサンプル提供のおかげで今回のバグを修正することができました。深く感謝します。


2月10日(土) MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.10 [この記事]

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In ver. 0.7.10 を公開しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。更新内容は次の通りです。

今回 Nekopanda さんから詳細なバグレポートをいただいて、バグを認識することができました。感謝します。

◇◆◇

今回のバグの修正でデコード画像にどのような影響が出るかは次の画像 (MPEG-2 公式のコンフォーマンステスト用ストリームの sony-ct3 のデコード結果) から確認できます。

修正前後比較

画像左側が修正後の ver.0.7.10 のデコード結果で右側が修正前の ver.0.7.9 のデコード結果です。黄色で枠囲みした部分で右側は本来参照画素を取得してくるべき箇所よりも下から画像を持ってきていて、背景部分の青が占める領域が広がってしまっています。

フレーム外を参照するような動きベクトルを生成してしまう壊れたエンコーダの出力したビットストリームを入力された場合もデコーダが例外を吐いたりしないように動きベクトルを画面内に収めるためにクリッピングしているのですが、その処理に問題があり 16x8 MC の場合に MV のクリッピング範囲を間違えていました。

16x8 MC はフィールド構造ピクチャでのみ選択可能な動き補償方式なので、フレームピクチャ素材のみを扱っている場合はこのバグの影響を受けません。


12月10日(土) 4K/8K衛星放送の見通し [4] [この記事]

BS右旋であれば既存の衛星デジタル放送とアナログ的には同じ電波なので、既にBSデジタルが視聴できている人であれば実用放送開始後は対応TVを買って来て壁面のアンテナ端子とアンテナケーブルで接続するだけで視聴可能になるとこれまでに書いてきました。では、現在集合住宅に暮らしている人がBS左旋やCS左旋を受信可能にしようと衛星共同アンテナ等の改修をする場合にはどのぐらいの費用がかかるのでしょうか。

その予想をするのに恰好の資料が総務省の「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 第二次中間報告」[URI] の参考資料の中にあります。(株) NHKアイテック「集合住宅における東経110度CSデジタル放送又はBSデジタル放送に関する左旋円偏波の受信可能性に関する調査 調査結果報告」という部分なのですが、丁度プレゼンの1ページに状況説明が収まっているページがあったので、下に画像形式で引用します。

集合住宅でBS/CS左旋対応に必要となる工事内容

これは集合住宅の場合ですが、「BSアンテナ交換だけで視聴可能になる建物は一軒もなし」「主幹ブースターの交換とか補助ブースターの追加で見られるようになる建物が7割ぐらい」「場合によっては個別の宅内の壁面端子とか分配器の交換が必要になることもある」的なことが記載されています。

数年前、居住している集合住宅の受信設備が110度CS (IF周波数の 1.6 GHz 〜 2.1 GHz) に対応していなかったので、この引用資料の「③ 中規模な改修」に相当する工事を管理組合にお願いして行ったことがあるのですが、その際には40戸の建物の場合で約160万円ほどかかっていました。一戸あたりに換算すると約4万円です。

まともに修繕積立金を積んでいる集合住宅であれば出せなくはない金額だとは思いますが、管理組合への依頼とか、理事会での「4K/8K放送受信できた方が資産価値が上がりますよ」といった説明が必要で面倒というのが正直なところです。

なお、建物によっては地上波をケーブルテレビ経由で受信していて、その関係で「定期的に個人宅に立ち入りして受信状況の検査を行う(ついでにケーブルテレビの有料契約の勧誘をする)代わりに、共同受信の配線設備に更新が必要になったらケーブルテレビ会社が費用を負担する」という契約をしている場合があります。この場合、BS/CS左旋対応改修の費用のほとんどをケーブルテレビ会社が負担することになるので、管理組合側の金銭負担はぐっと少なくなります。

こうした場合は管理組合や物件所有者の説得はすんなりと通りやすいので「テレビ受信配線の点検について」といったケーブルテレビ会社からのチラシが入っていたことのある人は来年あたりに管理組合や大家に依頼してみると良いかもしれません。


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